まだ連載中なのかな?今回は、たまたま本屋で見かけて「温泉」というタイトルだけで選んで買った漫画「地獄のリラックス温泉」を紹介します。
地獄のリラックス温泉
たまたま本屋で見つけて購入した漫画です。温泉というだけで(^_^;)
実際に読んでみると恐らくはきちんと取材をした結果として温泉のレポート風に書かれている漫画だと思いました。
内容は、主人公は独身三十路のBL漫画家。原稿を書き終えて温泉に行くのが唯一の楽しみという設定ですが、読んでいくと現実逃避的に温泉に行く事も。
その気持はよく解る(笑)
作者 恋煩シビト 先生
この作品で初めて知った漫画家さんです。少しだけ調べてみたら、BL系の漫画をメインに書かれていたようです。
どうりで知らなかった訳だ(^_^;)
温泉漫画いろいろ
今まで紹介した温泉漫画はいろいろありますが、久しぶりにきちんとした温泉を紹介している漫画だと思いました。
ただ、温泉漫画って旅館名って実物を書いてはいけないのかな?と思いました。
第1巻では白骨温泉で「沢の湯」という旅館が出てきますが、モデルは「泡の湯」だったりします。
また、この漫画は三十路独身女性が1人で温泉宿に泊まる事が描かれていますが、これは昭和中期まではまずあり得ない漫画ですよね。時代が変わったな~って思いました。その昔、温泉宿と言えば女性1人は泊めない!というのが鉄則みたいなところがありましたからね。って僕もその頃の事はよく知りませんが(^_^;)
第1巻では、熱海温泉・白骨温泉・川根温泉・下呂温泉・湯西川温泉と5ヶ所の温泉が紹介されています。
コミックの最後には主人公Mさんが行った温泉の観光情報が掲載されているので、それを見ながら現地に行ってみるのも面白いと思いました。
川根温泉は全く知らない温泉だったので、いつか行ってみたくなりました。漫画を読んで行きたくなる温泉が出てくるっていうのも良いものですね。
ただ、読んでいて納得出来ないというか主人公に共感出来ないところもあります。
一度行った温泉宿には2度と訪れないというマイルールがあるのですが、これは共感出来ないかな。確かに1度行ったところは少し遠慮気味になっては行きますが、本当に素晴らしい温泉ならまた行きたくなると思うんですよね。
それに秘湯を守る会の宿だったら、スタンプ押してもらって10回泊まってご招待って当たり前ですし(すいません、温泉にあまり興味が無い方には意味が解らない事だと思いますが)。
まあ、でもそこがこの漫画の面白いところでもありますね。今後に期待です。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。