今回お薦めする漫画は、最近原作がドラマ化された事で再び脚光を浴びている2000年代の恋愛のバイブルとも言える「LOVE理論」（水野敬也 著）を漫画家した同タイトルの「LOVE理論」です。
LOVE理論 連載開始時期と内容
連載開始は2012年（原作は2007年みたいですが）なので最近の漫画です。全5巻なのでサクっと読める巻数です。
内容は、全くモテない主人公 屋良畑 寛二 の元に突然現れた 幽霊である 恋愛体育教師 愛也が屋良畑 寛二にモテるためのテクニック「LOVE理論」を教えて理想の彼女を作るために成長させる、という内容です。
屋良畑 寛二はアルバイトを始めたコンビニ店長の娘 吉里 咲に惚れていき最後は当然、ハッピーエンドとなっています。
作者 佐藤まさき 先生 原案：水野敬也 先生
原案者であり原著である「LOVE理論」を書いた水野敬也 先生はもう滅茶苦茶有名ですよね。ドラマ化された作品で言えば「夢をかなえるゾウ」が有名です。
他にも「スパルタ婚活塾」もかなり有名ですね（原作のLOVE理論は男性向けですが女性向けに恋愛体育教師 愛也が女性向けに説明しているのが「スパルタ婚活塾」です）。
作者の佐藤まさき 先生は、この作品で知りましたが1996年にはデビューしている方だったのですね。知りませんでした(^_^;)
作風が作品ごとに変わるという漫画家さんのようです。
ドラマ「LOVE理論」について
ドラマ化されていますが、原作や漫画と同じように思って見るとがっかりするかもしれませんが、ドラマはドラマだと割りきって見れば面白い作品だと思います。
原作やコミックとは内容は全然異なります。恋愛体育教師 愛也は出て来ないでキャバクラの店長が恋愛マスターとして登場してきて、モテない主人公を鍛えていくという内容になっています。
コミック版 「LOVE理論」について
この漫画を読んだ時の感想は、すぐさま「B・バージン」を思い出しました。
オタクでモテない主人公が好きになった女性のために特訓を受けてモテる男に変わり、その好きな女性と結ばれるという物語です。
教えるのがB・バージンでは主人公の姉達ですが、LOVE理論は幽霊と違うだけであまり変わらない内容に思いました。
1巻を読み終えた時、最後は恐らくB・バージン同様、真実の愛情というもので結ばれるんだろうな～って思ったら、やはりほぼそうでした(^_^;)
恐らくコミックの内容としてはB・バージンの二番煎じと思った方もいるのかな？と思いますが、それはそれ、この作品も非常に面白く読む事が出来ます。
モテるための理論に関してはやはり「LOVE理論」の方が解りやすく描かれていますからね。
B・バージンと内容が重なるのは、やはりそれだけ普遍的なテーマだという事もあるでしょう。
モテない男がモテるために頑張って、でも最後は真実の愛情で彼女と結ばれるというのは、やはり多くの男性に共感をえられる内容なのではないでしょうか？
こういう漫画はやはり非常に面白く読み進められます。
いや、実際にモテたいのなら是非読んで欲しい漫画です。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない！
と思った漫画でした。
