だから漫画はやめられない

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伊豆を舞台にした新発想な温泉が舞台の漫画!「限界集落温泉」(ギリギリ温泉)

今週は温泉漫画の紹介です。今回おすすめの漫画は、「限界集落温泉」(ギリギリ温泉)です。

限界集落(ギリギリ)温泉第一巻

限界集落(ギリギリ)温泉第一巻

 

 限界集落と書いて「ギリギリ」と読みます。

 限界集落温泉(ギリギリおんせん)

伊豆の閉館したボロボロの温泉宿に住む親子の元に東京から逃げてきたゲームクリエイターの溝田、同じく自殺?にやってきたコスプレイヤーのネットアイドルのあゆ、そしてネットアイドルを追いかけてきたオタクたち、地元の温泉組合の会長達が織りなすコメディ漫画です。

この登場人物たちが、温泉宿だけではなく寂れていく舞台である下田市を立て直す姿が描かれています。

割りと最近の作品で、2012年の2月まで連載されていた作品です。

作者 鈴木みそ 先生

名前だけは知っていたのですが、この作品が初めて読んだ作品となります。

noteでもアカウントを持っている漫画家さんです。

最近、noteまったく見ていませんが(^^;

 舞台が伊豆の下田なので、静岡出身の方かな?と思ったら、本当に静岡県下田市出身の漫画家さんでした。

だからこそ、書けた漫画なのかな?と思いました。

伊豆 下田の温泉

伊豆の下田には良い温泉はあるのですが、少し高いイメージがあります。

そして、遠い・・・・

伊豆でも伊東や河津までは行く事はよくあるのですが、下田まではあまり行かないんですよね。またバブル時は旅館の大型化が進みますが、バブル後はやはり廃れていくイメージが強い地域です。

その廃れていく下田市の閉館した旅館にクローズアップしたこの作品は、本当に面白い!

夢とオタクが日本を変える!?

この漫画は最終的にオタクのパワーが物凄く利用されて1度閉館した旅館が生まれ変わっていきます。旧態依然とした旅館組合との確執も描きながらオタク達がこの温泉宿を変えていきます。

そこには東京から逃げてきた口が上手いゲームクリエイターがいるのですが、そのゲームクリエイター溝田が本当にオタクの習性、オタクの特徴を掴んでいて非常に面白く話が進んでいきます。

全4巻の漫画ですが、飽きることなく最後までいっきに読めてしまう漫画です。

でも、温泉の事を知りたくて読むという漫画ではありませんが、温泉旅館が持っている問題点を知る事は出来る漫画だと言えます。

こういう作品に出会えるから

だから漫画はやめられない!

と思った漫画でした。

限界集落温泉 コミック 1-4巻セット (ビームコミックス)

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