考古学を夢見るなら読むべきおすすめ漫画!「MASTERキートン」by原作原案 浦沢直樹・勝鹿北星・長崎尚志 作画 浦沢直樹
今回紹介するおすすめ漫画は、考古学を夢見る保険外交員の物語「MASTERキートン」です。
MASTERキートン
連載開始は1988年だから26年前の作品です。
有名な漫画なのでご存知の方が圧倒的に多いように思います。
主人公の平賀=キートン・太一は考古学専攻で発掘をしたかったが、学生の時に知り合った女性と結婚して子どもを1人儲けるも離婚。自分の甘さに嫌気がさして、イギリスの特殊空挺部隊SASに入って格闘術・サバイバル術等を学び、サバイバルに関する教官にまでなるが、やはり考古学を行いたく除隊するも、仕事がなく危険な保険の調査員を行うようになる。
保険調査で様々な危険な目に合うも、元SASの腕で毎回危機を脱する。
最後は、自分の唱える学説の検証のため、ルーマニアのジャコバ村で発掘を開始するところで終わる。
作者 原作原案 浦沢直樹・勝鹿北星・長崎尚志 作画 浦沢直樹
作者に関して言うと3人もの人でいろいろと変わりながら原作が成り立っているため、少し複雑ですが、やはりメインは、浦沢直樹 先生と言えますよね。
MASTERキートンの前の連載、パイナップルARMYの傭兵モノの流れからMASTERキートンも元軍人となるストーリーで中学生高校生なら憧れる話を書かれています。
パイナップルARMY (Operation 1) (小学館文庫)
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また、MASTERキートンの前から連載していた「YAWARA!」も大ヒットして、3作連続の大ヒットとなり一躍人気漫画家の地位を確保したと言えます。
その後も次々とヒット作を生み出したのは記憶も新しいところですよね。
MASTERキートンはアニメ化もされています。
MASTERキートンを夢見る
中学生・高校生は元軍人漫画として、大学生となると考古学という学びについて真剣に考えられる漫画がMASTERキートンかな。
また大人になって読むと自分のしたかった事って何だったっけ?と幼い思いかもしれませんが自分を振り返る事が出来る作品だと思います。
読む年代によってメッセージ性が変わる漫画がMASTERキートンの良さでもあるのかな?って最近読みなおして思いました。
また、キートン自身は自分の事を意思が弱く曖昧な性格だといつも言っていましたが、最後は本当に自分のしたかった事を通じて、本当の意味で強い人間に成長したかのように終わっています。
最後のシーンが物凄く好きですね。
ぜひ、実際のコミックで確認してください。
なんか、久しぶりに読んだら、このシーンでジ~ンって来ちゃいましたよ。
やはりキートンは別れた妻の事をずっと思っていて、この景色を一緒に見たいと自分のなすべきを事を見つけてようやく元妻に想いを伝えられるようになったのかなと。
なんか、感動的なシーンだと思います。
考古学を目指す人って、結構MASTERキートンに憧れ、夢見るんじゃないのかな?って思います。
こういう漫画に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。
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