だから漫画はやめられない

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本当に格好良い理想の男像がここにある!「Bバージン」

本当に格好良い理想の男像がここにある!と思った学生時代に物凄くハマったオススメ漫画「Bバージン」を紹介します。

Bバージン 1 (ヤングサンデーコミックス)

Bバージン 1 (ヤングサンデーコミックス)

 

 Bバージン

Bバージンの意味ですが、好きな女性のためにいくら他の女性で出来るチャンスがあっても絶対にやらない男を意味します。最初から女性と出来ない男性は意味しません。やろうと思えばやれるのに、やらないという事が重要です。

 

ストーリーは、高校時代まで生物オタクまっさかりだった主人公 住田秋が好きになった女性のためにオタクをやめて姉たちにモテる男になるため、特訓に特訓を重ね同じ大学に入り、カリスマ的なモテる男として好きになった女性 桂木ユイを口説く。上手くいきかけては駄目になり他の女性に誘惑されたりしながらも、ユイを口説いていく。しかし、生物が死ぬほど好きな自分を偽っている事への葛藤もあり大学をやめ水族館で勤め始め、本当の自分を見せる事を必要に感じていく。そして本当の自分をユイに伝え結ばれる事になるが、働いていた水族館で館長が変わり殺されていくイルカを見て、水族館の魚をすべて逃がすというクーデーターに加わり成功するが、日本では犯罪者となってしまうため、海外に亡命するまでのお話です。

って、これだけを見ると凄い話ですね(笑)

単純にオタクが好きになった女性のためにオタクを隠して大学デビュー。
でも、やはりオタクであった生物学を捨てられず、男として成長していく恋愛モノと書いた方が解りやすいですね。

って、最初から書けよ!(^^;

オタクから本物へ

オタクというのは言い換えればアマチュアとして、そして外の世界から逃げた人間として描かれています。しかし、外の世界へと脱皮してプロフェッショナルになる事が本当の男だ!というメッセージがあると言えます。

そして、いくら好きな女のためとは言え、自分を隠して生きる男は格好よくない!それをさらけ出した上で自分の意思を貫く男こそが格好良いと。

確かに、他の人になんて言われようと自分の道を貫く男は格好良いですよね。
そして、そんな男に惚れる女性も美しいと思います。

カメみて、楽しい?

この台詞がこの漫画の原点であり最後での会話になります。

この漫画のスタートは上野公園で主人公住田秋と高校の同級生とデートしているシーンから始まります。そこでその相手から「カメみて、楽しい?」と馬鹿にされフラれるところから始まります。この時に、楽しいと言えない住田秋が最後にヒロインであるユイに「カメみて、楽しい?」と聞かれ「ああ・・楽しいよ」と答えられるシーンで終わります。

自分の好きな事をはっきりと好きと言える重要性があるように感じました。

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Bバージン最終巻(15巻)より

作者 山田玲司先生

結構、ファンキーな作者だと思います。いろいろな社会問題を提起していますが、矛盾点もあったりと面白い方だな~と思ってみています。

他にもゼブラーマンの漫画版も書いたりしていますが、「ストリッパー」という破壊的な漫画も書いています。

ストリッパー (ヤングサンデーコミックス)

ストリッパー (ヤングサンデーコミックス)

 

Vシネマ化もされた

Vシネマ化もされていますが、恐らく今は発見するのが大変だと思いますが、発掘してまで見る価値の無いものです(キッパリ)。

これほど原作のイメージを破壊しつくし更に悪い点だけをクローズアップし、マンガ人気だけに頼った酷いVシネマって見た事ありません・・・・。

って、当時は結構あったかな・・・・

しかし、漫画は最高!

しかし、漫画は最高に面白くとても好きな漫画です。これで学生時代にモテなかったボクもかなり自信をつけられましたからね(単純)。

こういう作品に出会えるから

だから漫画はやめられない!

と思った漫画でした。