家族の形を考える時に読んで欲しいおすすめの漫画「アニキ」 byたくまる圭
今回紹介する漫画は家族の形を考える時、暖まる漫画を読んでみたい時におすすめの漫画「アニキ」を紹介します。
アニキ
連載開始は解らないのですがコミックが2006年に発売なので2005年か2006年に連載開始されていると思います。全2巻の作品なのでサクっと読む事が出来ます。
内容は、遠縁の親戚(ほぼ他人)の家に突然預けられる事になった小学1年生の女の子「ゆず」。その預けられた家は工務店を行っており、そこには「アニキ」とみんなから呼ばれる見た目は強面だけど、心は優しい篠原厚貴と工務店の従業員やアニキの弟、見た目怖い犬テツがいた。
自分は不要な子・・・そう思い込んでいるゆずとアニキのハートウォーミングな話となっています。
「よつばと!」がもっと可哀想な少し怖い感じになったかのような印象も持つ人もいるかもしれませんが、心あたたまる話になっています。
作者 たくまる圭 先生
この漫画で初めて知った漫画家さんです。他にも数冊コミックを出しているようですが、読んだ事がありません(^_^;)
上記の作品が3巻まで完結しておりそれが一番長い作品のようです。
でも、この漫画を再び読みなおして、他の作品も読みたくなる漫画家でした。
大人の男性と少女との漫画でも異質な作品
大人の男性と少女との交流を描いた作品って結構人気があるジャンルだと思います。
「よつばと!」や「銀のニーナ」なんかが人気ですよね。
他にも「うさぎドロップ」も人気でした。
この「アニキ」もジャンル的には大人の男性と少女との交流を描いた漫画ですが、少し異質な感じがします。
どちらかと言えば「うさぎドロップ」に近い作品ですが、それよりももっとなんか可哀想な感じがします。でも、読んでいけば解りますが、何が大切なのかきちんと教えてくれる「アニキ」の存在が際立って素晴らしく、その思いを理解する「ゆず」の存在がまたこの作品を良くしているように思います。
ほのぼのではありませんが、心あたたまる漫画です。
こういう漫画に出会えるから、
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。