今回紹介する漫画は、貧乏だけど美少年を描いたコメディ漫画「山田太郎ものがたり」です。
山田太郎ものがたり
連載開始は1995年なので19年前の作品です。
内容は、貧乏だけど容姿端麗・頭脳明晰・運動神経も良い主人公 山田太郎が兄弟を育てながらも苦労して結局貧乏なままで終わる漫画です。って身も蓋もないじゃん(^_^;)
でも、悲壮感はなく貧乏だけど楽しく面白く生きている様を描いています。
周りの人間にいろいろ巻き込まれながらもたくましく生きる姿は・・・参考にはならなにな(^_^;)
というよりもここまで頭脳明晰で外見が良いという設定なら、いくらでもお金を稼いで生きていく方法がありそうなものですが、そこは漫画、貧乏なままで描かれています。
作者 森永あい 先生
この漫画で存在を知りました。
それ以前に、TMネットワークの木根 尚登氏が書いた小説 「ユンカース・カム・ヒア」を漫画家して注目を集め、この「山田太郎ものがたり」でブレイクした印象を持っています。
全然関係ない画像が出てきて笑いました(^_^;)
他には、「あひるの王子さま」も読んでいます。
少女漫画らしい絵柄を描く方だな~というイメージを持っていますが、デフォルメ化された絵が可愛くてデフォルメ化された絵の方が僕自身は好きですね。
貧乏は美しい?
この漫画、本当に今の時代ここまで貧乏になれるか?と思うくらい貧乏な生活を描いています。そこはやはり漫画だな~と思いつつも面白く描かれており、楽しく読む事が出来ます。ドラマ化もされており、ジャニーズが出ていた事もありそれなりに人気もあったようですが、僕は見ていません(^_^;)
貧乏な生活をここまで描いて、当時クレームとか来なかったのかな?と少し心配になる作品です。
でも、悲壮感がなく描かれており、コメディというか既にギャグとなっている点でカバー出来ているのかな?とも思いました。
読んでいて不快感を与えないのが重要なんでしょうね。
貧乏でもきちんと生きている姿に美しさもあり、そういう点も評価されたのかと思います。でも、ここまで貧乏なら素直に高校生なんだし、生活保護受けても良いと思うけど、受けないのかやはりそこは漫画なんでしょうね。
というか、両親の存在がでかすぎて生活保護を受けられないのかな?と考えたりも。
でも、非常に楽しく生きる姿は参考になるかもしれません。
こういう漫画に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。