学園ラブコメディと言えば、やはり第一人者と言えば、あだち充先生だと思います。しかし、個人的に一番好きな学園ラブコメディと言えば、故 みず谷なおき先生の「人類ネコ科」となります。
凄いヒットしたのに・・・
この作品は、増刊少年サンデー(サンデーの月刊モノ)で連載された人気漫画です。人気はかなりあって、当時の話では週刊サンデーへの移行も検討されていたそうですが、作者のみず谷なおき先生が「週刊は好かん」と言ってお流れになったという伝説を持っている作品です。
当時、新人漫画家にとって週刊誌、しかもサンデーとなればかなりのチャンスですが、自分に合わないという事で断ったという凄い作者です。
そのためかどうかは解りませんが3巻で終わってしまった作品です。もっと読みたかったな~。
故 みず谷なおき先生
ただ、非常に残念な事に続きはもう100%読めない事になっています。それは作者の方が、38歳という若さで亡くなられたためです。
そのため未完となっている作品もあります。詳しくはWikiで確認されるのが良いと思います。
内容
内容は確かに学園ラブコメディモノには定番の内容です。モテそうも無い主人公に学園のアイドルが好きになるという話。これまた定番で主人公は実は物凄いモテ要素を実は持っているというパターン。
ありふれた内容ですが、随所に面白い演出がされていて黄金パターンを感じさえ無い作りとなっていると言えます。
中学の時はクラスの男子がほぼはまった!
中学の時、面白いという事で友人に貸したら、いつのまにかクラスの男子ほとんどが読んでしまい、クラスのほぼ全員が一番はまった漫画ともなりました。
それほど面白い作品です。もう30年近く前の作品ですが今でも根強いファンのいる作品です。
こういう漫画に出会えるから、
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。
kindle版も出ていますね。