儚い感じがまたよかった恋愛漫画！「電影少女」 by桂正和

今回紹介するのは、その儚い感じがまた良かった恋愛漫画「電影少女」です。

電影少女 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

電影少女

連載開始が1989年って26年も前になるのか・・・・・驚きました。

突然現れたレンタルビデオ屋で借りたビデオテープを再生したら、その中から女の子が出てきてしまって・・・・こんなまさに漫画のような話を描いた漫画です。

でも、ビデオテープを実際には使った事が無い世代が増えてきているよな～ってふと思いましたが、DVDでもブルーレイでも、ネット配信でも置き換えれば良いだけだよなとも思いつつ。

元々は「ビデオガール」という読み切り漫画で掲載され人気が出て、連載となった漫画です。

２つの章に分かれていて「あい編」と「恋編」となっていますが、やはり「あい編」に思い入れがある作品ですので、「あい編」について書いてみます。

内容は上記に書いた通りなのですが、純粋な心の持ち主しか見えないというビデオレンタル屋で借りてきたビデオを再生したところ、再生時の失敗で性格が少しおかしな女の子（ビデオガール）が出てきてしまい・・・。その少女（人間では当然無い）と主人公の高校生　弄内洋太との恋愛を描いています。

最終回はやはり漫画を読んでもらいたいです。

作者　桂正和 先生

過去に2作品ほど紹介しています。

共に恋愛的要素はあるものの、より恋愛的要素が強いのが、電影少女だと言えます。

桂正和先生と言えば、本当に女の子を可愛く描く漫画家として定評がありますよね。あの下着の質感と良い

デビュー当時から好きな漫画家の1人です。

映画化も　「電影少女 -VIDEO GIRL AI-」

実写で映画化もされていますが、恐らくVHSだけでしょう。アニメ化もされています

電影少女?VIDEO GIRL AI? DVD Complete Box

映画は原作のイメージを壊すことなくそれなりに良い作品に仕上がっていたと思います。作者の桂正和先生自身も登場しています。

ジャンプではそれなりに長く続いたと思ったのですが、「恋編」になって人気が落ちて打ち切りになったらしいですね。

確かに「恋編」はそれほどハマれなかったのですが、それでもそれなりには面白かったので残念です。ある意味、謎が残った終わり方をしていますが、連載要素にはあまり関係して来ないので良いのかな。

桂正和先生の描く恋愛要素が好きなら是非読んでもらいたい作品です。

こういう漫画に出会えるから、

だから漫画はやめられない！

と思った漫画でした。

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