今回紹介する漫画は、おすすめの妖怪漫画「うしおととら」です。
うしおととら
連載開始は1990年ともう24年も前の作品です。
主人公の蒼月潮(あおつき うしお)は、少しやんちゃだけど、まっすぐ育った中学生。実家はお寺で父と2人で暮らしていた。
ある日、自宅の蔵に「獣の槍」と呼ばれる槍で磔にされていた妖怪「とら」を開放してしまう。そして、まだ見ぬ母の謎を追いながらうしお と とらの旅がはじまった。
そして物語は、地球を滅ぼそうとする大妖怪「白面の者」との戦いになっていく。
白面の者は、とらの中で生まれたという因縁を持っており、そしてその白面の者を結界に閉じ込めているのがうしおの母親であるという運命の中、白面の者がついに結界を突破して最終決戦が・・・・。
と相変わらず下手な説明で意味が解りませんね(^_^;)
単純に本当は悪い妖怪だと思っていた妖怪が良い奴で、やんちゃな中学生が一緒になって地球を滅ぼそうとする白面の者という大妖怪をやっつける話です。
でも、そこに至るまでのストーリーが物凄く壮大で、感動的な話となっています。
作者 藤田和日郎(ふじたかずひろ)先生
うしおととらが連載デビュー作品となり大ヒットとなりました。
その後の作品「からくりサーカス」も大ヒットしています。
「うしおととら」もそうですが、「からくりサーカス」も最初は大した話では無いと思って読み進めていくといつのまにか、物凄く壮大な話になっているんですよね。
そして、涙なしではいられなくなるクライマックスに進んでいきます。
長期連載が多いイメージの大作家ですが、読み切り・短編もかなり書いています。
やはり友情がテーマの漫画は美しい
「うしおととら」のテーマはやはり友情と信頼だと僕は思っています。
友情と信頼を描いた少年漫画は数多くありますが、この漫画ほどのめり込んで読んだ漫画はありませんでした。
話が途中から物凄く壮大になるにつれて、その要素も大きくなっていきます。とらへの不信感から仲違いする事もありましたが、最後は2人、そして今まで出会った人たちの応援のもと、白面の者を滅ぼします。
そして、そこでとらとも別れが・・・
しかし、とらの復活を暗示するかの終わり方でハッピーエンドで終わっています。
通常のコミック版だと全33巻+外伝1巻の全34巻ですが、読みだすとずっと読み続けてしまうほどハマることうけあい!
実は連載では読んでおらず、友人から薦められて全巻借りたら、1日で全巻読んでしまったという漫画です。その後、返却してもまた読みたくて大人買いしました。
僕の少ないボキャブラリーで申し訳ないのですが、本当に素晴らしい作品でした。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。
下記2015年2月5日更新
祝 テレビアニメ化
2015年夏にテレビアニメ化されるそうです!
アニメは、「はじめの一歩 Rising」などの西村聡さんが監督、「仮面ライダーアギト」「ドラゴンボール」などの井上敏樹さんがシリーズ構成、 「HUNTER×HUNTER」などの森智子さんがキャラクターデザインを担当。「残響のテロル」などのMAPPA(マッパ)が制作する。アニメ事業に参 入した徳間ジャパンが今春スタートの「レーカン!」に続いて手がける。
http://mantan-web.jp/2015/02/04/20150203dog00m200055000c.htmlより
これは是非見てみたい!って今書いているときっと夏には忘れていそうだな(^_^;)
昔OVA化されていたのは知っていたのですが、当時だとビデオテープでDVDは出ていないと思うので、かなり見る機会がない作品だと思っていましたがテレビアニメ化という事でDVDも出ると思うので、見逃してもどうにかなりそうですが、これはリアルタイムで見て行きたいですね。
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