宇宙に関する漫画が流行っているように思います。その中でも物凄く好きなおすすめ漫画「まっすぐ天へ」(まっすぐそらへ)を紹介します。
まっすぐ天へ(まっすぐそらへ)
2004年の作品なのでもう10年も前の作品ですね。
主人公はJASDAという架空の日本の宇宙開発局に勤める飛騨翔一と建設会社に勤める弟、健二。
日本の宇宙開発はロケットの打ち上げ失敗等により中止の局面に立たされていた。そんな中、弟の健二の勤める会社で軌道エレベーターを作れるかもしれない新素材が開発された。それを聞いた兄、翔一はその素材を使って軌道エレベーター建設のために動き始める。
人気の漫画「宇宙兄弟」は兄弟で宇宙飛行士になる漫画ですが、こちらは兄弟で宇宙飛行士にはならない漫画です。
ですが、宇宙開発、宇宙へ行く事への夢の熱量ではこの漫画も負けていないと思いました。
作者 的場 健 先生
的場 健先生の作品を読むのはこれで2回目。やはり人気なのは、こちらの漫画
精神科医を描いた漫画です。
暗い基調の絵を書く漫画家というイメージでしたが、まっすく天へ ではそんなイメージも無くなっていました。
軌道エレベーター
この漫画では軌道エレベーターをメインテーマにしています。地球上から宇宙までを繋ぐエレベーターです。
軌道エレベーターを知ったのは、アニメ「超時空世紀オーガス」でした。
超時空世紀オーガス×オーガス02 Blu-ray BOX(期間限定生産)
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (1件) を見る
02しか無かった・・・・
軌道エレベーターを設計するだけの科学力は既にあると言われていますが、問題は素材と国家間の問題と言われています。宇宙までの高さを誇る建物を作る素材が無い事が大きいのですが、この漫画ではその素材が建設会社によって発明された事になって、現実味を帯びてくるように書かれています。
そしてもう1つの問題、それが国家間の権力争いですね。やはり宇宙開発・宇宙資源というものはどこの大国も狙っていてこの漫画でもそれがネットとして描かれています。
でも、そんな事より宇宙に憧れる人間としてはせめて宇宙くらい国家間・人種関係なくして欲しいと願いますね。
宇宙への憧れ以外にもいろいろと考えさせられる漫画です。
コミックの最後には、第一部完 となっているので第二部を期待していますが難しいのかな・・・・。第1巻のみとなっています。
物凄く続きが読みたい漫画です。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。