今回紹介するおすすめ漫画は、様々な必殺パンチ(必殺ブロー)を必至で覚えた記憶のある漫画「リングにかけろ」です。
リングにかけろ
連載開始が1977年って、えっと37年前ですか・・・え?そんなに前?
僕も年を食うわけだ・・・と連載開始年を見てちょっと驚いてしまいました。でも、そんな昔の漫画がKindleで出ているのも驚きました。
続編が比較的最近に出ているので、ご存知の方も多いかと思いますが簡単に漫画の説明を。
プロボクサーだった亡き父を想い、姉の高嶺 菊は、弟である高嶺 竜児にボクシングを教えこんでいた。ある日、家に帰ると見知らぬ男が酒を飲んでいた。母がいつのまにか再婚していたのだが、最悪の男であった。菊と竜児はそんな義理の父に嫌気をさして、2人で上京する。
最初は亡き父の友人でもあった大富豪の家に偶然住み込みで働ける事になった。
その頃、生涯のライバルとなる剣崎 順と知り合う。
その後、義理の父がタカリに来た事でその家を飛び出し、ボクシングジムで住み込む事になった。
竜児と剣崎、2人を中心にジュニアボクシング大会(団体戦)で優勝したり、影の組織、影道や阿修羅一族等と戦いながら、2人は育っていく。1歳年上だった剣崎は17歳でプロボクサーデビューを果たし、デビュー戦で世界バンダム級王者を破り、世界チャンピオンとなっていた。それから約1年後、竜児もプロデビュー、そして剣崎から指名を受け、デビュー戦が世界タイトルマッチとなる。
そこで剣崎を破り世界チャンピオンとなって終わる。
書いてみるとなんてことは無い、ボクシング漫画に思われますが、いろんなエピソードが混ざり合って、登場人物も半端無く多く、全キャラを言える人は稀なくらいの作品となっています。
また、剣崎と竜児の姉である菊は、お互いに惹かれ合い、最後は結婚しています。
作者 車田 正美 先生
「リングにかけろ」が連載2作目にして大ヒットとなり、一躍ジャンプの看板漫画家となりました。
その後に「風魔の小次郎」「男坂」「聖闘士星矢」を連載し、「風魔の小次郎」はスマッシュヒットとなり「聖闘士星矢」は大ヒットとなりました。
特に聖闘士星矢に関しては熱狂的な女性ファンも多く、自分の子どもに星矢と名付ける女性もいたとか。凄い人気でしたね。
必殺ブローを当時は全部覚えた
リングにかけろ に一番はまっていたのはまさに連載当時。コミックも毎回発売日に購入して、キャラクターの必殺ブローの名前を全部ポーズ付きで覚えたものです。
でも、パンチで武道館の中央から武道館の場外まで吹き飛んで生きているって、凄いよな~(^_^;) 本当にトンデモ必殺ブローのオンパレードでした。それがまた子ども心に格好良かったんですけどね(^_^;)
でも、実際に何人のキャラクターと必殺ブローがあったんだろう???(^_^;)
今となってはほぼ忘れています。
子どもの頃って、必殺技の名前を本当に真剣に覚えましたよね。
また、主人公以外のキャラクターも注目されだしたのはリングにかけろ ぐらいからでは無いでしょうか?
もちろん、ライバルキャラとかは人気は元々ありましたが、それ以外のキャラクターまで熱烈なファンが「リングにかけろ」ファンにはいましたからね。
ちなみに、僕は河井 武士が好きでした。
今でもたまに読み返しますが、面白いですね、本当に。こういう熱い漢の物語っていくつになっても楽しめますね。
こういう漫画に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。
リングにかけろ 全15巻完結 (ワイド版) ジャンプ・コミックスデラックス) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 車田正美
- 出版社/メーカー: 集英社
- メディア: コミック
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