理想の家族像がここにある 「ぽっかぽか」

学生時代、アパートで1人ぼ～っと何をする訳でもなく、テレビをつけてただ寝転がっていた時、昼ドラマの「花王・愛の劇場」で放送された「ぽっかぽか」を偶然見ました。

そこには、まさに理想する家族像が描かれていました。

ドラマを見て、原作が漫画である事を知り、本屋まですぐに行ってコミックを買いました。レデイースコミックに連載されている作品と知った時には少し驚きましたが(^^;

ぽっかぽか 1 (YOU漫画文庫)

 レディースコミックはほぼ僕の範囲外であった事もあり、周りに読んでいる友人も居なかったので、まったく知識が無かった作品です。

普通の家族を描いた話

特に珍しい家族を描いた話ではありません。うだつのあがらないサラリーマンと専業主婦、そして幼稚園に通う一人娘の3人家族の日常を描いた作品です。

でも、そこで織りなされる話はまさに理想の家族像でした。

「ちち」「はは」と子どもに呼ばせるのが少し流行った

この作品に出てくる女の子　あすかちゃんは、「お父さん」「お母さん」「パパ」「ママ」と呼びません。「ちち」「はは」と呼びます。

それがドラマでも漫画でも物凄く可愛くて、はまります！

まさに嫁が、田所麻美

あいにく鈴木家は子どもは作らないと決めて結婚したので（結婚したのが遅いため）、子どもは作れませんが、嫁はまさにこの漫画の主人公の1人である妻の田所麻美と同じようなキャラクター

「イオンの安いブラウスで良いの～」と歌うような変な嫁です。

そして、何事にもポジティブ。本当にこの女性と結婚して良かったとこの漫画を読むと思います。

この漫画を読んで欲しい人

彼女ともう1年以上付き合っているけど、結婚に踏み出せない男性に是非とも読んで欲しいと思います。

もしくは彼女は今はいなくても結婚の理想を持ちたい男性にもお薦めの作品です。

また、結婚はしたけど嫁に不満がある男性にも読んでもらいたいですね。本当にその不満は嫁だけが原因か、自分にも原因は無いか確認出来ると思いますよ。

僕も嫁と喧嘩する事はあります。そういう時、この漫画を読むと反省して素直に嫁に謝れます。また嫁に感謝する気持ちも持てます。

今読むと時に涙する話が盛りだくさん

これを書きながら1巻を読み直しているのですが、年をとって涙腺が弱くなったためか、涙が時折溢れました。

何でも無い日常の、でも感動出来る台詞が心を物凄く暖かくしてくれます。

レディースコミックに連載されていた作品ですが、女性だけでなく男性にも是非とも読んでもらいたい作品です。

こういう漫画に出会えるから、

だから漫画はやめられない！

と思った漫画でした。

ぽっかぽかのおうた〜「ぽっかぽか」シリーズ オリジナルCD Part3

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