小学生から中学生の頃にはまった漫画ジャンルとしてはやはり男の子らしくバイク漫画でした。
その中で学園青春バイク漫画なら、やっぱり「ペリカンロード」が大好きでした。
五十嵐浩一先生の作品の中でも一番好きな作品と言えばコレですね。
はまり過ぎて主人公と同じバイクを買った19の夏
この漫画を読み始めたのは小学生の頃でしたが、当然バイクは乗れず。高校もバイク禁止だったため乗れず、そして高校を卒業してバイトをして貯めたお金でバイクの免許とバイクを購入、その時に購入したのが、主人公渡辺憲一と同じ
HONDA MVX250F
もちろん、中古でしたけどね。当時でも古いバイクでしたし(NSRがもう販売されていましたから)
ホンダが初めて出したレーサーレプリカのバイクです。2スト3気筒250ccのエンジン。
面白いバイクでしたが、購入して10日目に友人に貸してコケて廃車になりました(/_;)
小学生で知った少し大人(高校生)の恋愛
小学生には若干難しい内容の恋愛内容を取り込んでおり、なぜ最初に出てきたヒロインと主人公が付き合わないんだろう????と思った作品でした。五十嵐浩一先生の漫画はそういう傾向が強いように思いますね。
いわゆる初恋は実らないというか、切ない感じがまた好きになりました。
暴走族漫画では無い
この時期、同じくキングでは湘南爆走族も連載されていましたが、ペリカンロードは暴走族も出てきますが、暴走族では無く、主人公はどちらかと言えばガリ勉タイプで、うだつのあがらないスペンサーとも言われていました。
暴走族ではなく、ただバイクで走る事が好きなグループでしたが、それだけではやはり終わらず、暴走族の抗争にも巻き込まれていきます。
憧れの男
主人公が憧れるキャラクターが暴走族のリーダー、坂上保千代。
これが物凄く格好良いキャラクターですが、名前が、やすちよ ですよ!
しかし、この坂上保千代が滅茶苦茶良い味を出しているんですよね。
この漫画では無くてはならないキャラクターです。
少年誌に連載はされていましたが、今読んでも大人でも十分楽しめる内容で、永遠に語り継がれる学園青春バイク漫画だと思います。
アニメ化も
アニメ化もされていますが、少し残念な作品になっていました。
また漫画で続編も出ましたが、やはり最初の作品には個人的には及ばなかったと思います。
でも、こういう素晴らしい作品に出会える事は幸せです。
こういう漫画に出会えるから、
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。