温泉漫画で一番有名な作品と言えば、今回紹介する「温泉へゆこう!」だと言えます。少し(かなり?)Hな描写もある漫画ですが、それなりに取材にいって温泉を書いているのかな?と思う作品です。
温泉へゆこう!
商社に勤める駄目社員だけど、何故かモテる三井亨と同じ会社に勤めるOLの藤田典子が織りなす温泉漫画です。
暇さえあれば温泉に行って、出来れば出張で温泉に行って、そんな温泉バカ一代が主人公です。
ほとんどが実際の温泉をモデルにしているのですが、温泉の名前が微妙に違ったりしており、多少はフィクション要素を含んでいますが、知っている人なら解る温泉が出てきます。
例えば、熊本の「地獄温泉 清風荘」は漫画では「地獄温泉 清水館」として出てきたりと、解る人なら面白いのですが、ちょっと中途半端感があります。
ずばりその宿を紹介すれば面白いのに!と思うのですが、やはりフィクションである関係上、難しいのかな?と思います。
ただ、温泉名までは同じで泉質も書かれており、その温泉のイメージは漫画からでもよく解ります。
作者 中西やすひろ
この漫画家を知っている人も多いと思います。今ではとても少年誌では連載出来ないと思う「Oh!透明人間」でスケベな男の子の心をキャッチした漫画家です。
題名と簡単な解説からどんな漫画家はよく解ると思います(^^;
温泉へゆこう!の主人公像
この漫画の主人公 三井亨は25歳という設定なのですが、細かい設定をいうと童貞です。温泉に行くとスケベな気持ちが無くなり、それよりも温泉を心から漫喫するという設定になっています。
この気持ちは解るんですよね。大自然の凄く良い温泉に行ってまでスケベな心は中々おきませんよ!
それに混浴も含めて温泉によく行くとそういう事が面倒くさくなるし、スケベな事は温泉以外で良いや!今は温泉と料理とこの景色を漫喫しよう!と思うものです。
でも、この漫画はやっぱり少しHなシーンはありますけどね(笑)
今まで行った温泉を思い出しながら、読むのに最適な漫画です。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。