今回紹介するのは、彼女なのに謎が多い彼女との恋愛を描いた漫画「謎の彼女X」です。
連載開始時期と内容
連載開始は2006年から(読み切りは2004年)連載され2014年に終了した漫画です。
内容は、主人公の椿 明 のクラスに少し変わった女の子 卜部 美琴が天候してきた事からはじまる。一風変わった卜部 美琴はクラスの誰とも話そうとせず、一人で過ごす事が多かった。
ある日、授業の終わった教室に椿が行ったところ、卜部美琴が寝ており、よだれを垂らして寝ていた。卜部は起きて帰宅したものの、椿はそのよだれを舐めてしまう。
すると椿は原因不明の病気になり学校を休むように。
その病気の理由を知っている卜部は椿の家に訪れ、病気の理由を話す。それは好きな女の子のよだれを舐めた事で起こる恋の病であると告げる。
途中、少し物語はあるが、2人は交際する事になり、2人を中心に繰り広げられる学園ラブコメディとなっていく。
面白いのは、このよだれによる2人の関係。お互いによだれを舐める事でお互いの事が解るようになるという強い絆が描かれていますが、少しアブノーマルですよね。
でも、少しアブノーマルでも青春している学園ラブコメディとなっており非常に面白い作品となっています。
作者 植芝 理一 先生
作者の植芝 理一先生はこの作品で知りましたが、それ以前から漫画は書かれていたんですね。デビューは1991年となっているので既に24年です。
これは今度読んでみたいと思います。
上記以外にも
という作品も連載されており、この「謎の彼女X」が連載3作目となったようですが、コミックは上記以外にも1冊出されているのですが、情報があまり無いためよく解っていません(^_^;)
アニメ化もされています
テレビアニメ化もされています。
アニメは見ていませんが、少し見てみたいような。
最終回・ネタバレ 少々あり
学園恋愛コメディなので、主人公とヒロインのキスは定番であるかと思いましたが、最終回もキスは無しで結局キス無しで終わるという今時にしては珍しい作品のように思いました。
結局、謎の彼女X の卜部美琴の特技のハサミに関する謎は解らず、また家族も何をしているのか解らないまま終了となっているので、モヤモヤ感は残ります。
でも、タイトルからして謎の彼女Xとなっているのでこれで良いのかな?と思う部分も。
なんかいい年して甘酸っぱい学園恋愛コメディを読んで面白かった作品です。
こういう漫画に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。