今回紹介する漫画は真面目すぎるプロ野球選手を描いた作品「愛しのバットマン」です。
連載開始時期と内容
連載開始は1991年なので24年前の作品になります。
内容は東京にあるプロ野球球団の4番バッター 香山雄太郎とそれを取り巻く周りを描いたものが前半、後半は鹿児島のプロ野球球団に移籍して(させられた)、その球団を優勝させるまでを描いています。
プロ野球にあまり興味が無い僕でも面白く最後まで一気に読める作品になっています。
プロ野球を舞台にしたヒューマンドラマという感じが強く野球そのものはそれほど深くは描かれていません。だからこそ野球に興味が無い人でも面白く読める作品になっていると思います。
作者 細野不二彦 先生
作者は既に巨匠とも言える細野不二彦 先生です。過去にも紹介しています。
他にも紹介したい漫画を数多く描かれているので今後も紹介していく事が多いと思います。
愛しのバットマンは、細野不二彦先生の漫画の中でも比較的珍しい作品だと思います。というのも主人公が物凄く真面目という内容だから。
一風癖のある主人公が多いだけに珍しいかなと。でも「ママ」とか「太郎」とかも主人公は真面目と言えば真面目だったけど。
愛しのバットマンの面白い点
この漫画の面白い点は、ミスタープロ野球 長嶋 茂雄をモデルにしたキャラクターが出てくるのですが、凄いヒールで描いているんですよね。
長嶋 茂雄をモデルとは言え、ヒールで描いている漫画って無いですよね?これは非常に面白いと思いました。
こういう描き方が出来るのは細野不二彦先生だからかな?と。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。
600円くらいで全巻が購入出来るとは・・・・なんでこんなに安いんだ?面白いのに。全13巻なので半日もあれば読めると思います。