だから漫画はやめられない

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【矢口高雄先生の名作】ふるさと と言えばやはり 「ふるさと」 

秋田県出身の漫画家第2段は、秋田出身で恐らくは一番有名な矢口高雄先生の作品「ふるさと」を紹介させて頂きます(ふくろくんさん、気づかせてくれてありがとうございますm(__)m)

ふるさと (第1巻) (Chuko・comics)

ふるさと (第1巻) (Chuko・comics)

 

 矢口高雄先生と言えば、「釣りキチ三平」が大ヒットしたので、かなりの方がご存知の漫画家だと思います。「釣りキチ三平」も好きな漫画なのですが、個人的に矢口高雄先生の作品で一番好きな作品が「ふるさと」となります。

 秋田県の田舎を描く代表的な漫画

「ふるさと」は、矢口高雄先生が生まれ育った街、西成瀬村(現:横手市増田町)が部隊となっている漫画です。主人公が東京を離れ、故郷である秋田に戻ってくるところから漫画が始まります。

この漫画は秋田に住んでいた当時、友人に秋田を知るのに良い漫画は?と聞いたら、紹介してもらった作品です。

連載は少年誌ではなく、週刊漫画アクションだったと知った時は少し驚きました。クレヨンしんちゃんも最初はこの漫画雑誌でしたね。

ただ一部ですが、大人の男女の物語もあり、少年誌向けでは無い部分もあるので、青年誌の方が良いのかな?と思いつつ、そういう部分を除けば小学生にも読んでもらいたい作品だと思います。

時代感が少し異なる

この漫画の連載開始は1983年ですが、内容的には1960年1970年代のイメージを受けます。恐らくは、作者の少年時代をモチーフにしているため、連載時期よりも古いイメージが伝わってきたのだと思います。

妻と別居して、子ども2人を連れて秋田に帰るお父さんのお話なのですが、そこで子ども達の成長と自分への葛藤が物凄く詳細に描かれ、郷愁を誘う作品になっていると思います。

もっとも、この設定は当時有名なドラマのパクりと言われていたようですがドラマの内容とは大きく異なるので、別に良いのかな?と思いますし、初期設定が重なるのはやむを得ない部分もあるかと思います。ありふれた初期設定だけに。

自然と共に生きる暮らし

この作品は、自然と共に生きる暮らしが描かれています。自然と生きる、というと素晴らしいように思いますがその厳しさも描かれています。

ボク自身も秋田県で暮らしたいとは思いますが、この漫画のような暮らしは出来ないと思いますし、秋田ではこういう暮らしをしている人も数少なくなっていると思います。

しかし、読むたびに、郷愁にかられ旅に出たくなる作品です。こういう漫画に出会えるから

だから漫画はやめられない!

と思った漫画でした。

ふるさと (6) (双葉文庫―名作シリーズ)

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矢口高雄 ふるさとって何ですか―課外授業ようこそ先輩別冊 (別冊課外授業ようこそ先輩)

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