今回おすすめする漫画は、画力が素晴らしい作品「EATER」(イーター)です。
EATER(イーター)
宇宙からきた高エネルギーの生命体は人の精を喰らうという設定。ただし子孫は人間の女性に精を植え付け妊娠させ、人間の子どもとして生まれる。そして成長して覚醒すると邪悪な宇宙人として人間の精を食べるという設定となっています。
主人公 紅丸の母親は霊能力者であったため、妊娠中に邪悪な宇宙人の精神を持つ子どもである事に気づき、邪悪な精神を分離させたため、紅丸は覚醒しても人間の心を持つ宇宙人となります。
それをよく思わない邪悪な宇宙人たちとの戦いの話です。
ちなみに紅丸は人間の精を食べない代わりに同族の宇宙人の精を食べるため、共食いという設定になっています。
これに加えて、たまたま紅丸を助けた霊能力者 青子が後半物凄く物語に影響を与えてきます。
う~ん、毎回よく解らない説明ですね(^^;
紅丸も含めて宇宙人は普段は、人間の姿をしているのですが変身する際に身につけていたものが身体に同化されそれを意のままに使う事が出来るという事になっています。例えば機関銃を持っていて同化すると機関銃の玉が生命体として飛び出すという仕組みです。
ただ、最終回はほぼ人類に絶望が漂う設定で終わります。
作者 うすね正俊 先生
作者であるうすね正俊先生は僕が小学生の頃から好きな漫画家の1人です。当時ジャンプ(週間が月刊か失念)で読切で単発で連載された漫画「Zとうちゃん THE No.1」がとても好きで、その後に連載される「キラーBOY」も物凄く好きな漫画でした。
物凄く画力のある漫画家だと思います。
キラーBOYはバイク漫画ですが、この漫画の影響で初めて買ったヘルメットは、キラーBOYの主人公と同じ柄のヘルメットを自作しました(笑)
EATERでも、その画力がよく伝わってくると思います。
最近では、「砂ぼうず」という漫画を書かれています。
多分、まだ終わっていないと思います・・・。
ちなみに師匠は、こち亀の秋本治先生です。
終わり方が絶望的で良い!
この作品は何となく未完で終わった感じがするのですが、その終わり方でも僕はかなり好きです。
絶望が待ち受けているという設定で終わりますが、こういう絶望が待ち受けている終わり方はとても好きなんですよね。
いかん、根が暗い事がバレる(^^;
是非とも読んで欲しい作品です。
こういう作品に出会えるから
だから漫画はやめられない!
と思った漫画でした。
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