だから漫画はやめられない

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読み切りが面白い!「北崎 拓選集①-むくげのアン」内の「DEM(デム) by北崎拓

今まで何も紹介してきた北崎拓先生。

その北崎拓先生の初期の作品の読み切りを集めた「北崎 拓選集①-むくげのアン」の中に収録されている「DEM(デム)」を紹介します。

北崎拓選集 1 (少年ビッグコミックス)

北崎拓選集 1 (少年ビッグコミックス)

 

漫画家 北崎拓 先生


今まで上記4作品を紹介しています。

デビュー当時から割りと好きな漫画家ですが、特に好きだった作品は初期の頃に書いた読み切りマンガ「DEM(デム)」です。

「英雄行進曲(ヒーロー行進曲)」でデビューして、その後に僕の記憶の中では「未完成ストリート」「むく毛のアン」と面白い漫画を書くな~というイメージでそれほどハマって好きな漫画家ではありませんでしたが、その後に書いた読み切り漫画(前後編で掲載)「DEM(デム)」が好きになりました。

「むく毛のアン」も凄く好きな作品なのですが、やはりDEMが面白い!

DEM(デム)

1985年の作品ですのでもう30年近く前なんですね。

内容は、DEMと呼ばれる宇宙精神生命体。DEMは機械に好んで取り憑き機械そのものになり生物の体内に入り込み、その生物を機械そのものにしてしまう。

DEMと人間の存亡をかけた戦いを描いていますが、最後はバッドエンドです。

ハッピーエンドで終わらせないところがまた良いんですよね、こういう話の場合。

この作品を読んだ時、これは映画化されても良いのでは?と思ったくらいです。

人間と機械人間との死闘を描いた作品とも言えるのですが、これだけ聞くとまさにSFのよくある定番ですよね。

でも、読んでいる内に本当に話に惹きこまれていきます。そして最後は・・・涙しちゃうんですよね。DEMを一掃するためについに人類は禁断の兵器を発動させてしまいます。

絶版の漫画ですが、まだamazonで中古でなら購入出来るので、是非とも読んで欲しい作品です。北崎拓先生の作品が好きな人ならなおさら。

こういう作品に出会えるから

だから漫画はやめられない!

と思った漫画でした。