だから漫画はやめられない

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胸熱な野球漫画!「ブンの青シュン!」 byみやたけし

今回紹介する漫画は初速よりも終速の方が速いというボールを投げるピッチャーが主人公の野球漫画「ブンの青シュン!」です。

ブンの青シュン!(1)

ブンの青シュン!(1)

 

連載開始時期と内容

連載開始は1980年だったと思うので約35年前の作品です。週刊少年ジャンプに連載されていた漫画です。

内容は、心臓病を患った父は自分がもう長くない事を知っている。野球馬鹿の自分と同じく野球馬鹿の子どもの瞬と日々、野球漬けの毎日を楽しく送っていた。もう自分の寿命が残り少ない事を知っている父は最後に自分のすべてを見せるべく、練習中の巨人軍のグランドに乗り込み、王選手に戦いを挑み、見事三振をとる。しかし、三振をとった父はそのまま帰らぬ人に。

瞬は父を超えるべく更に野球一筋に。しかし、瞬も父と同じ心臓病を患っており、決して野球など出来る身体では無かった。

とこんな内容ですが、予想通り、野球にのめり込んでいく姿が描かれています。

ただ、最終回を読むときっと打ち切りだったんだろうな~って思われてしまうところが残念です(^_^;)

作者 みやたけし 先生

ジャンプで連載を行っていましたが、途中でサンデーになってその後はチャンピオンで連載をされていました。

主にスポーツ漫画(野球・サッカー等)を得意にする漫画家だと言えます。

1990年代までは連載を見かけたのですが2000年代に入り連載を見かけなくなり残念だな~って思っていたのですが、今少し調べたら、まだ漫画を描かれているようで何よりでした。

比較的新しい漫画は下記のものだという事です。

小料理みな子 ―佳作選―

小料理みな子 ―佳作選―

 

昭和の野球漫画

1980年代と言えば、1970年代から引き続いてスポ根と呼ばれる漫画がまだまだ人気でした。ただ、ジャンプで言えばやや現実離れしている内容が描かれているものが多かったイメージがあります。

「「ブンの青シュン!」(ずっとブンの青春!かと思っていました)に関しては、「初速よりも終速が速い」というボールを投げる設定になっており、どう考えてもおかしな設定ですが、当時はこんな設定にも胸を熱くしたんだな~って読みなおしてみて思いました。

もっとも、侍ジャイアンツなんかもっとおかしな設定でしたが(笑)

侍ジャイアンツ (1) (講談社漫画文庫)

侍ジャイアンツ (1) (講談社漫画文庫)

 

 実際に今読んでも、昔を思い出して結構胸熱な作品に仕上がっていると感じました。

全6巻の漫画なので割りとサクっと読めます。

こういう作品まで電子書籍化されて今でも読めるって本当に良い時代になりましたね。

こういう作品に出会えるから

だから漫画はやめられない!

と思った漫画でした。

ブンの青シュン!(6)

ブンの青シュン!(6)